雨の日にユニバへ行くとき、どんな服装を選べばいいのか…多くの人が迷うポイントではないでしょうか。
天気が崩れそうな日は、靴やかばんの準備はもちろん、テーマパークならではの雨の日コーデやカッパの使い方まで考えておくと安心です。
さらに、
「カッパを着てもどのくらい濡れるの?」
「雨の日のアトラクションは中止になるの?」
といった素朴な疑問や、子連れで行く際に注意したいことも知っておくと、より快適に過ごせるはずです。
準備が足りないと「雨の日のユニバは大変だった…」と感じてしまいがちですが、実は空いている園内を効率よく楽しめる好機でもあるんです。
この記事では、雨の日にUSJへ行くときに持っておきたい持ち物、雨の日割引の有無、そして「本当に雨でも楽しめるの?」という基本的な疑問まで、丁寧に取り上げていきます。
読み終わるころには、雨の日でも安心してユニバを楽しむためのヒントがきっと見えてくるはずですよ。
- 雨の日ユニバに適した服装や靴の選び方
- 濡れにくく便利なかばんや持ち物の準備方法
- 雨天時でも楽しめるアトラクションと中止の目安
- 割引や子連れ対応を含めた雨の日の楽しみ方
雨の日にユニバへ行くなら服装はどうする?

- 合う服装の選び方
- おすすめの靴とは
- 雨の日コーデの正解は?
- かばん選びのコツ
- カッパは濡れる?
- 持っていくべき持ち物
合う服装の選び方
雨の日にユニバへ出かける際は、濡れたとしても快適に過ごせる服装を選ぶことがとても大切です。
特に体温低下を防ぐためには、透湿防水素材のジャケットが有効です。
水を通さずに内部の湿気を外に逃がす性能を持つ素材を指し、ゴアテックスなどの高機能素材がその代表例です。
このような素材は、外からの雨を遮断しつつ内部の蒸れを防ぐため、快適な体温維持を助けます。
項目 | 推奨される素材・特徴 |
---|---|
アウター | 透湿防水素材(例:ゴアテックス) |
特徴 | 雨を防ぎつつ内部の湿気を逃がす |
インナーには、吸湿速乾性の高いポリエステルやナイロン素材が適しています。
綿素材は濡れると乾きにくく体を冷やすため、雨の日には避けるのが望ましいです。
また、春や秋など気温差が大きい季節には、薄手のフリースやパーカーを重ね着することで温度調整がしやすくなります。
夏場は高温多湿になるため、以下のような工夫が役立ちます。
- 通気性のあるメッシュ素材を選ぶ
- UVカット機能付きのウェアを着用する
これにより、雨と蒸し暑さの両方に対応できます。
こうした特性を踏まえると、突然の強雨に備えて携帯用レインウェアを常備することが安心につながります。
おすすめの靴とは
ユニバを一日中歩いて楽しむためには、靴選びが極めて重要です。
雨の日は特に足元が滑りやすくなり、転倒リスクが高まります。
そのため、アウトソールに深い溝がある滑り止め加工のスニーカーやトレッキングシューズが適しています。
靴選びのポイント
項目 | 推奨される選択肢・注意点 |
---|---|
靴の種類 | 滑り止め加工のスニーカー、トレッキングシューズ |
長靴 | 蒸れやすく、アトラクションによっては利用制限あり |
代替案 | 防水スプレーをかけたスニーカー + 携帯靴カバー(シリコン製など) |
これにより、普段履き慣れた靴を守りながら快適に過ごすことができます。
また、雨天時には靴下も濡れて不快感を伴いやすいため、以下の準備が有効です。
- 速乾性のあるスポーツソックスを着用
- 替えの靴下を複数枚持参
特に子ども連れの場合は、靴や靴下の濡れが移動の意欲を大きく下げてしまうため、こうした事前準備が快適さを大きく左右します。
雨の日コーデの正解は?
テーマパークでの雨の日コーディネートでは、単なる防水性だけでなく「機能性と楽しさの両立」がポイントになります。
全身を暗い色でまとめると濡れが目立ちにくいですが、写真映えを意識して鮮やかな色の小物を取り入れることで気分も明るくなります。
雨の日コーディネートの工夫
工夫のポイント | 内容 |
---|---|
防水・透湿性アウター | 雨を防ぎつつ蒸れにくい |
レイヤードスタイル | 動きやすく体温調整がしやすい |
キャラクターグッズやレインポンチョ | 雨の日ならではの楽しさを演出 |
明るい小物の活用 | 写真映え・気分の向上 |
例えば、ポリエステル素材の防水パンツは軽量で乾きやすく、座席やベンチが濡れていても気兼ねなく腰掛けられます。
また、帽子やキャップに撥水スプレーを使えば、視界の確保とヘアスタイルの崩れ防止にもつながります。
さらに、長時間の外出では紫外線対策も忘れてはいけません。
雨天でも紫外線量は晴天時の30〜60%程度届くとされており、以下のような対策が有効です。
UVカット機能付きのレインウェアの着用
サングラスの活用
こうした工夫を組み合わせることで、雨の日でも濡れや不快感を抑えながら、ユニバでの時間を快適に過ごすことができます。
かばん選びのコツ
雨の日に持っていくかばんは、防水性と機能性を兼ね備えたものを選ぶことが大切です。
特にユニバのように長時間の滞在や頻繁な移動がある場所では、濡れにくく荷物を整理しやすいかばんが快適さを大きく左右します。
撥水加工のリュックやショルダーバッグは、両手を自由に使えるため写真撮影や買い物がスムーズに行える利点があります。
雨の日のかばん選びのポイント
チェックポイント | 内容 |
---|---|
形状 | 両手が自由になるリュックやショルダー |
素材 | 撥水加工のナイロンやポリエステル |
内部構造 | ポケット・仕切りが多く、荷物を整理しやすい |
開口部 | ファスナーに止水加工があると安心 |
ポケットや仕切りが多いタイプは、濡れたタオルや替えの靴下、スマートフォンやチケットなど、水に弱いものを分けて収納できるため衛生的で安全です。
また、素材によって耐水性は大きく異なるため、以下の点に注意が必要です。
- ナイロンやポリエステル:軽量で乾きやすく、雨の日に適している
- キャンバスや革:水を吸いやすいため、防水スプレーによる事前対策が必要
このように、雨天のユニバに持っていくかばんは以下の4点を意識すると、ストレスの少ない一日を過ごすことができます。
- 止水ファスナーの有無
- 両手が自由になる形状
- 防水性のある素材
- 仕切りやポケットが多い構造
カッパは濡れる?
カッパは雨天時の定番アイテムですが、完全に濡れを防げるわけではありません。
袖口や裾、フードの隙間などから雨水が侵入しやすく、特に風が強い日には浸水のリスクが高まります。
ポンチョ型は着脱しやすい反面、風でめくれ上がって足元が濡れるリスクがあるのが難点です。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
ポンチョ型 | 着脱がしやすい | 風でめくれやすく、足元が濡れやすい |
ロング丈レインコート | 下半身までしっかり覆える | やや着脱に時間がかかる |
ビニールカッパ(安価) | 短時間の移動には十分 | 蒸れやすく長時間には不向き |
透湿防水素材カッパ | 蒸れにくく快適 | 一般に価格が高め |
ロング丈のレインコートであれば下半身までしっかり覆うことができ、防水パンツと併用することで濡れにくさは大幅に向上します。
また、袖口にゴムや面ファスナーでしっかり閉じられる仕様を選ぶことで、雨水の侵入をさらに防ぐことが可能です。
カッパを長時間着用する場合は、内側の蒸れにも注意が必要です。
透湿防水素材を使ったものは通気性に優れ、内部の湿気を逃がしやすいため快適性が高まります。
持っていくべき持ち物
雨の日にユニバを快適に過ごすためには、服装やかばんだけでなく、持ち物の準備も欠かせません。
以下のアイテムを揃えておくと安心です。
アイテム | 用途・ポイント |
---|---|
レインコート/折りたたみ傘 | 基本的な雨具。カッパは両手が自由で便利 |
替えの靴下・タオル | 濡れた衣類による不快感や体温低下を防ぐ |
防水スマホケース | 電子チケットや撮影時にスマホを守る |
ジップロック | 財布・チケット類の簡易防水に有効 |
ビニール袋 | 濡れた衣類や靴の一時収納用 |
簡易シート | 雨上がり後の休憩や座る場所に活用できる |
特に傘はアトラクションや人混みで使いにくいことがあるため、両手が自由になるカッパのほうが利便性は高いといえます。
また、濡れた状態を放置すると不快感や体調不良の原因になるため、替えの靴下やタオルは必須アイテムです。

これらをあらかじめ準備しておけば、天気が急に変わっても落ち着いて対応でき、雨の日でも安心してユニバを楽しめますよ。


雨の日のユニバを楽しむための服装以外の準備


- 楽しめる?最悪と思わず快適に過ごすには
- 子連れで気をつけたいこと
- 雨でも楽しめるアトラクション紹介
- 中止になるアトラクションは
- 利用できる割引とは
- 雨の日にユニバへ行くときの服装で押さえたいこと:まとめ
楽しめる?最悪と思わず快適に過ごすには
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、雨の日でも基本的に通常営業を続けており、閉園に至るケースはほとんどありません。
実際、園内には天候の影響を受けにくい屋内アトラクションが多数用意されており、以下のような人気ライドは雨天でも問題なく楽しめます。
- ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー
- ミニオン・ハチャメチャ・ライド
小雨程度であれば屋外パレードやショーも実施されることがあり、中止になるのは雷や強風を伴うような悪天候時に限られます。
一方で、雨の日を「最悪」と感じる人がいるのも事実です。
その多くは、防水対策が不十分で、服や靴、かばんが濡れてしまい、強い不快感を覚えるケースに起因します。
しかし、以下のような事前準備があれば、快適さは大きく変わります。
対策 | 内容 |
---|---|
服装 | 防水性のあるジャケット・パンツ |
靴 | 撥水加工のあるスニーカーやトレッキングシューズ |
かばん | 撥水性+仕切りの多いリュックやショルダー |
持ち物 | 替えの靴下、タオル、防水スマホケースなど |
雨の日には、来園者数が減少する傾向があり、以下のようなメリットがあります。
- 人気アトラクションの待ち時間が短くなる
- 写真スポットが空いており、落ち着いて撮影できる
- 気温が下がるため、夏場の熱中症リスクが軽減される
出典:気象庁「平年値(1991–2020)」
※日本の年間降水日は平均約100日、梅雨や秋雨の時期は雨天率が高い
こうした環境下でもUSJが快適に楽しめるように施設が整えられていることを考えると、準備不足で「最悪」と感じるか、工夫して「快適で特別な体験」と捉えるかは訪れる人次第です。
雨の日こそ屋内アトラクションやレストランを賢く活用し、いつもとは違うユニバの魅力を味わう好機になると言えるでしょう。
子連れで気をつけたいこと
小さな子どもを連れてユニバを訪れる際は、雨の日特有の注意点が増えます。
まず最も重要なのは体温管理です。
子どもは体温調節機能が未熟なため、大人以上に濡れによる体温低下の影響を受けやすいとされています。
そのため、以下のような準備が健康維持につながります。
- 着替えやタオルを多めに持参
- こまめに体を拭き、乾いた服に着替えさせる
ベビーカーを利用する場合は、専用のレインカバーが必須です。
雨水や泥はねを防ぐだけでなく、防風効果もあり、子どもを快適に保護できます。
また、園内の移動では滑りやすい箇所もあるため、靴は防水性と滑り止め加工が施されたものを選ぶことが推奨されます。
さらに、長時間の雨天で子どもが疲れてしまうのを防ぐために、以下の工夫が効果的です。
- 屋内施設でこまめに休憩をとる
- キッズ向けエリアや屋内型アトラクションを活用する
保護者にとっては、子どもの安全と快適さを第一に考えた柔軟な行動計画が、雨の日のユニバを成功させるカギとなります。


雨でも楽しめるアトラクション紹介
ユニバでは、雨の日でも問題なく楽しめる屋内型アトラクションが数多く用意されています。
屋内型の施設は天候の影響を受けにくく、待ち時間の間も濡れずに過ごせる点が魅力です。
特に以下のアトラクションは、雨の日におすすめできる代表的な存在です。
ハリー・ポッター・アンド・ザ・
フォービドゥン・ジャーニー


ホグワーツ城の内部を再現。ロボティックアーム+3D映像のライド体験。完全屋内で雨の影響なし
ミニオン・ハチャメチャ・ライド


3Dゴーグルで楽しむモーションライド。天候の影響を一切受けず、子どもにも人気
シング・オン・ツアー


映画『SING』の世界観を楽しむショー型アトラクション。屋内シアターで音響効果も充実
これらの施設を中心に計画を組むことで、雨天時でも快適にユニバを楽しむことができます。
中止になるアトラクションは
一方で、屋外型や高速で走行するスピード系アトラクションは、雨や強風によって中止になる場合があります。
安全性を最優先とする運営方針のため、天候が悪化するとすぐに運休判断が下されることも珍しくありません。
影響を受けやすい代表的なアトラクションは以下の通りです。
ハリウッド・ドリーム・
ザ・ライド


屋外を走行するローラーコースター。視界不良やレールの滑りによる運休の可能性あり
ザ・フライング・ダイナソー


うつ伏せ姿勢で走行するコースター。雨風の影響を強く受けるため中止リスクが高い
ジュラシック・パーク・
ザ・ライド


屋外+水を使うアトラクション。大雨や雷の際に運休になることがある
これらは人気度が高い反面、天候による中止リスクがあるため、以下のような対策が重要です。
\来場前にダウンロード!/
利用できる割引とは
「雨の日割引」という特別な制度は、現在ユニバには基本的に存在しません。
晴天時と同じチケット料金での入園となります。
しかし、来場者数が減少する傾向があるため、実質的には待ち時間の短縮や快適な移動といった「時間的な価値」が割引に匹敵するメリットとなります。
また、時期によっては以下のような特典が適用されることもあります。
- 公式キャンペーンの実施
- 年間パス利用者向けの特典
これらは公式発表に基づいて提供されるため、訪問前に必ず最新情報を確認することが推奨されます。
さらに、雨の日はフードやグッズ販売の店舗が比較的空いているため、以下のようなメリットもあります。
- 限定メニューをスムーズに注文できる
- 人気グッズを待ち時間少なく購入できる
料金面での直接的な割引がなくても、効率良くパークを楽しめるという点で、雨の日ならではの魅力があると言えるでしょう。
雨の日にユニバへ行くときの服装で押さえたいこと:まとめ



記事のポイントをまとめます。
- 透湿防水素材のジャケットで雨を防ぎつつ蒸れを逃がす
- インナーは吸湿速乾性のポリエステルやナイロンが適している
- 綿素材は乾きにくく体を冷やすため避ける
- 季節に応じてフリースやパーカーなどで重ね着調整をする
- 夏は通気性のあるメッシュ素材やUVカット機能付きウェアを選ぶ
- 深い溝のある滑り止め加工スニーカーやトレッキングシューズが安全
- 防水スプレーやシリコン製靴カバーで靴を保護する
- 替えの速乾性ソックスを複数枚持参すると快適に過ごせる
- 全身を暗色でまとめると濡れが目立ちにくい
- 小物に明るい色を取り入れると写真映えと気分向上につながる
- 防水パンツは軽量で濡れたベンチにも座りやすい
- 撥水加工帽子やキャップで視界確保とヘアスタイル維持ができる
- 紫外線対策としてUVカット機能付きレインウェアやサングラスを使う
- 両手が自由になる撥水リュックやショルダーバッグが便利
- カッパは透湿性や丈の長さを考慮し長時間用を選ぶと安心