家族でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に行くとき、パパやママが一番気をもむのがお子さんの身長制限ですよね。
ネットで調べると
ユニバの身長制限は厳しい…。
という書き込みをよく見かけますし、実際に107cmや122cmという壁を前にして、あと数ミリで涙をのんだというお話も珍しくありません。
せっかく楽しみにしていたのに、入り口で「乗れません」と言われるのは本当に切ないものです。
でも、なぜそれほどまでにチェックが厳格なのか、そしてギリギリのラインにいる時にどう備えればいいのかを知っておくだけで、当日の安心感が全然違いますよ。
この記事では、私がパークで見聞きした経験と、安全基準の裏側にある納得の理由、そして制限をクリアするための具体的なコツをたっぷりとお伝えしますね。
- 1mmの妥協も許さない!厳格な制限の科学的根拠
- 主要アトラクション別の制限値と付き添い条件
- 判定を左右する「靴・髪型・姿勢」の事前準備
- 乗れなくても安心!チャイルドスイッチの活用術
ユニバの身長制限が厳しい理由は?安全を守る基準を解説

パーク内で「あと少しなのに!」とお願いしたくなる気持ち、本当によく分かります。
でも、ユニバのスタッフさんが一切の情状酌量を排してチェックを行うのには、ゲストの命を守るという重大な責任があるからなんです。
まずは、その「厳しさの正体」について深掘りしてみましょう。
107cmや122cmなどアトラクション別の制限一覧
USJのアトラクションに設けられている身長制限は、単なる目安ではなく、物理的な安全装置(安全バーやハーネス)がその機能を100%発揮するための「設計限界」に基づいています。
例えば、時速100kmを超えるスピードや、激しい回転、急停止を伴うライドでは、乗員の体に凄まじいGフォース(重力加速度)がかかります。
このとき、一定の体格がないと、安全バーとの間に微細な隙間が生じてしまい、体が座席から滑り出る「潜り込み現象」が起きるリスクがあるんです。
だからこそ、107cmや122cmという数値は、科学的な強度計算によって導き出された「絶対的な安全ライン」なんですね。
| 制限基準 | 主なアトラクション名 | 同伴者が必要な範囲(122cm未満) |
|---|---|---|
| 132cm以上 | ザ・フライング・ダイナソー、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド | なし(1人で利用可) |
| 122cm以上 | ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー | なし(1人で利用可) |
| 107cm以上 | マリオカート 〜クッパの挑戦状〜、ドンキーコング・クレイジー・トロッコ | 107cm以上122cm未満は必要 |
| 102cm以上 | ミニオン・ハチャメチャ・ライド、スペース・ファンタジー・ザ・ライド | 102cm以上122cm未満は必要 |
| 92cm以上 | ヨッシー・アドベンチャー、フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ、ミニオン・アイス | 92cm以上122cm未満は必要 |
特に最近人気のスーパー・ニンテンドー・ワールド内にある「マリオカート」などは107cm制限となっており、ここをクリアできるかどうかがエリアでの満足度を大きく左右します。
また、122cm未満のお子さんには「付き添い者(中学生以上で利用基準を満たしている人)」が必要です。
付き添いの方自身も、そのアトラクションの利用制限(例えば132cm制限なら132cm以上)をクリアしている必要があるので、グループ構成には注意してください。
髪型や姿勢もチェックされるクルーによる正確な測り方
ユニバの身長測定は、入り口と乗車直前のプラットフォームの「二段階」で行われることが多いのが特徴です。
入り口で一度パスしても、乗車直前の暗がりや特定の照明下で再チェックが行われ、そこでNGが出ることもあります。
これは、待機列の間に靴に詰め物をしたり、かかとを浮かせたりする不正を防止するためのフェイルセーフとして機能しているんです。
クルーの方は「身長測定のプロ」として訓練を受けており、その目はごまかせません。
- 頭頂部の感触:お団子ヘアや盛り髪の場合、クルーが手で髪を抑え、頭蓋骨の頂点を正確に捉えます。髪のボリューム分は身長としてカウントされません。
- 足元の密着度:かかとが地面についているか、常に見られています。つま先立ちはすぐに指摘されます。
- 帽子の有無:帽子やカチューシャ、ヘルメット型の装飾品は必ず外すよう求められます。
測定ボードに記された特定のラインを物理的に「超えているか」がすべてです。
たとえ1mmの不足であっても、ラインに触れていない場合は利用不可という非情な宣告が下されます。
厚底靴は脱ぐ必要あり?判定に影響する靴の選び方
「靴を履いたまま測るなら、厚底靴ならいけるのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、これは諸刃の剣です。
現在のユニバの運用では、2cm程度の標準的な靴のソールの厚みを見越して制限数値が設定されています。
しかし、誰が見ても明らかに「身長を稼ぐため」の極端な厚底スニーカーやヒール、シークレットシューズのような構造の靴を履いていると、クルーの判断で「靴を脱いでの再測定」を指示されるリスクが非常に高くなります。
理想的なのは、ニューバランスやナイキ、アディダスといった一般的なスポーツブランドのキッズスニーカーです。
これらはソールがしっかりしており、かかとをホールドしてくれるため、正しい姿勢で立ちやすくなります。
足の甲をしっかり固定できるマジックテープ式のものを選ぶと、足元が安定し、不自然な力みを排して本来の身長を測定板に反映させることができますよ。
数センチ伸びる午前中に計測を受けるのが有利な理由
お子さんの身長が制限値に対して本当にギリギリの場合、勝負をかけるのは「入園直後の午前中」一択です。
これにはしっかりとした解剖学的な根拠があるんです。
人間の脊椎にある椎間板は、就寝中に重力から解放されることで水分を吸収して膨張し、起床直後が最も背が高い状態になります。
しかし、日中の活動を通じて重力がかかることで、夕方には椎間板が圧縮され、身長が1cm〜2cm程度縮んでしまうことが生理学的に証明されているんです。
- 身長は朝が一番高く、夕方は低くなりやすい
- たくさん歩いた夕方は姿勢が崩れがち
- 制限ギリギリの子は午後に届かなくなることがある
- 朝一番に測定するのがおすすめ
「午前中に測ってリストバンドをもらっておく」ことが、利用可能性を最大化するための最も合理的で科学的な戦略と言えますね。
判定合格の証となるリストバンドのメリットと活用法

測定を無事にクリアすると、その証明としてクルーの方が手首に紙製のリストバンドを巻いてくれます。
以前は手の甲にスタンプを押す運用もありましたが、現在はリストバンドが一般的になっていますよ。
このリストバンドは、パークを快適に過ごすためのとても便利なアイテムです。
一度巻いてもらえれば、その日一日は他の方と同じような手順を省略して楽しむことができます。
| リストバンドの嬉しいポイント | 具体的なメリット |
| 再測定が不要になる | 同じ制限値かそれ以下の乗り物なら、入り口でスムーズに案内されます |
| エリア移動が快適 | 107cm制限の多いニンテンドー・ワールドなどで特に効果を発揮します |
| 丈夫な素材 | 水に強い紙で作られているので、手洗いをしても外れる心配はありません |
特に複数のライドで制限値が共通しているエリアでは、何度も測り直すストレスがないのは嬉しいですね。
効率よくアトラクションを回るために、ぜひ活用していきましょう。
お子さんにとっても、手首のリストバンドは誇らしい勲章のようなものです。
さちえ自分はもうこれに乗れるんだという自信につながり、パークでのモチベーションもグンと上がりますよ。
- 他のアトラクションの入り口で、クルーの方に手元を見せて伝えましょう
- 外れないようにしっかり巻いてもらえるので、一日中そのまま過ごして大丈夫です
- 合格したことをたくさん褒めてあげると、お子さんの最高の笑顔が見られるはずですよ


ユニバの身長制限が厳しい時の救済策と効率的な回り方


どんなに準備をしても、成長のタイミングによってはどうしても届かないこともあります。
でも、ユニバは「乗れない子がいても家族みんなを楽しませる」仕組みが本当に充実しているんです。
ここからは、制限に阻まれた時の賢い立ち回り方をご紹介します。
交代で乗車できるチャイルドスイッチの利用手順とルール


身長制限で乗れないお子さんがグループにいる場合、パパやママが交互にアトラクションを楽しめる公式システムが「チャイルドスイッチ」です。
これの最大のメリットは、2回分並び直す必要がなく、1回分の待ち時間で付き添い者が交代で乗車できることです。
チャイルドスイッチの具体的なフロー
- チャイルドスイッチは「交代で子供を見る」ための制度
- 大人1名+お子さんの場合、子供を預けるサービスではないため利用不可
- エクスプレスパスを併用する場合は、全員分のパスが必要
チャイルドスイッチを使えば、
- お子さんが待ち列にずっと並ぶ必要がない
- 指定のファミリースペースなどで待機できる
- 家族全員の満足度を保ちやすい
身長がギリギリの子供向けに自宅でできる姿勢の練習


意外と盲点なのが、お子さんの「測定慣れ」です。
いざ測定ボードの前に立つと、威圧感を感じて顎が上がってしまったり、逆に縮こまってしまったりする子がとても多いんです。
顎が上がると、実は頭頂部の位置が下がってしまうので、損をしてしまいます。
自宅の壁などを使って、「かかと・お尻・肩甲骨・後頭部」をしっかり壁につけ、真っ直ぐ前を見る姿勢を練習しておきましょう。
「背筋をピーンとして、お空から糸で釣られているみたいに立ってごらん」と声をかけてあげると、コツを掴みやすいですよ。
また、測定してくれるクルーに対して「こんにちは!」と元気に挨拶できる心の余裕を持たせることも大切です。
制限なしで楽しめるショーや家族で遊べるエリアの活用
もしライドに乗れなくても、ユニバには世界最高峰のエンターテインメントがたくさんあります。
身長制限が一切ない(または膝上鑑賞が可能な)アトラクションを組み合わせることで、1日の密度はいくらでも上げられますよ。
- シング・オン・ツアー:屋内シアターで、映画のキャラクターたちが生歌を披露してくれます。全年齢対象で、ノリノリで楽しめます!
- プレイング・ウィズ・おさるのジョージ:アニメの世界に入り込めるショーで、お子様優先エリアもあります。
- ウォーターワールド:大迫力のスタントショー。身長に関係なく、家族全員で度肝を抜かれる体験ができます。
- ユニバーサル・ワンダーランド:メリーゴーランドやカップケーキなど、付き添いがいれば乳幼児でも乗れるライドが集中しています。
よやくのりや公式アプリを使いこなして待ち時間を短縮


身長制限で悩む年齢層のお子さんがいるなら、「よやくのり」は必須ツールです。
これはワンダーランド内の特定アトラクションで、無料の予約ができるシステムです。
公式アプリから簡単に時間を指定でき、その時間までは他の遊びに集中できるので、身長測定後の長い待ち時間を大幅にショートカットできます。
リアルタイムの待ち時間だけでなく、「身長制限フィルター」をかけて今の自分の子が乗れるものだけを抽出することも可能です。
これを活用して、無駄な移動を減らしつつ、効率よくパークを回りましょう。



アプリを使いこなすことが、子連れユニバ成功の鍵ですよ!
92cmから利用可能なライドを優先してスケジュールを組む


107cmの壁が高いと感じるなら、まずは「92cm制限」のライドを制覇することを目指しましょう。
92cmをクリアすると、一気に遊びの幅が広がります。
例えば「ヨッシー・アドベンチャー」は、ニンテンドー・ワールドを高い位置からゆっくり眺めることができ、小さなお子さんにとって最高の冒険になります。
「ミニオン・ハチャメチャ・アイス」も、不規則な回転が楽しくて、家族全員で笑い合えるはずです。
無理をして高いハードルに挑んで「乗れなかった」という挫折感を味合わせるより、「これは乗れるね!」という成功体験を積み重ねてあげるほうが、お子さんのパークでの笑顔は増えるかもしれません。



92cmを超えたら、いよいよユニバの本格的な楽しみが始まる合図ですよ!


安全なユニバは身長制限が厳しいからこそ家族で安心して遊べる
ユニバの身長制限が厳しいのは、理不尽なルールではなく、すべてのゲストの命を平等に守るための「愛」であるということです。
■ なぜ1mmの妥協もしないのか?
- 世界最高峰の安全基準: 日本トップクラスの厳しいグローバル基準を遵守。
- 悲劇を繰り返さない意志: 過去の教訓を忘れず、1mmの不足も認めない徹底した管理。
- 信頼の証: 「厳しい」からこそ、親は安心して子供をアトラクションに預けられる。
■ 賢く楽しむための備え
- 事前確認: 我が子の身長で乗れるものをあらかじめチェック。
- システムの活用: 身長不足の子がいても、付き添い者が交代で乗れる「チャイルドスイッチ」を駆使する。
安全こそが、最高のエンターテインメントの基盤です。
ルールを守って、家族で最高の思い出を作りましょう!








