
ユニバに行きたいけど、乗り物酔いが心配……
そんな不安を抱えている方へ向けて、この記事では「ユニバで酔わない乗り物」というテーマに絞って徹底的に解説していきます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにはスリル満点のアトラクションが多く存在しますが、すべての人がそれを楽しめるとは限りません。
特に三半規管が敏感な方、小さなお子様、久しぶりにテーマパークへ行く大人世代にとって、「酔わずに楽しめるかどうか」は大切なポイントですよね。
本記事では、酔いやすいアトラクションの特徴や体験談を紹介したうえで、酔わないための事前対策、万一具合が悪くなったときの対応方法、さらに初心者でも楽しめる安心の乗り物を厳選してご紹介します。
また、「酔いにくくて面白い穴場のアトラクション」まで掘り下げているので、情報の深さも安心です。
この記事を読めば、酔いやすいあなたでも、自信をもってユニバを満喫できるようになるはずですよ。
- 酔いやすいアトラクションの特徴と理由
- 酔いにくいおすすめアトラクションの種類
- 乗り物酔いを防ぐための具体的な対策方法
- 年齢や体質に合わせたアトラクションの選び方
ユニバで酔わない乗り物を選ぶコツとおすすめアトラクション


- 酔いやすいアトラクションランキングとその特徴
- リアル体験談:ハリーポッターやミニオンで酔った人の声
- 乗り物酔いしやすい人のための対策
- 万一、気分が悪くなったときの対処法
- 年齢・体質別に見る酔いやすさと乗り物の相性
酔いやすいアトラクションランキングとその特徴
USJには魅力的なアトラクションが多くありますが、そのなかには「乗り物酔い」しやすいものも少なくありません。
特に人気の高いアトラクションに限って、激しい動きや映像演出が加わるため、三半規管が弱い人にとっては悩みの種になりがちです。
ここでは「酔いやすい」と評されるアトラクションをランキング形式でご紹介します。
1位


ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー
2位


ミニオン・ハチャメチャ・ライド
3位


※スペース・ファンタジー・ザ・ライド
4位


ザ・フライング・
ダイナソー
5位


エルモのゴーゴー・スケートボード
これらのアトラクションには共通点があります。
それは、「映像とライドの動きが完全にリンクしている」ことです。
アトラクション名 | 特徴 | 酔いやすさの原因(主なポイント) |
---|---|---|
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー | 魔法世界の映像 + 実際の揺れや浮遊感の融合 | 視覚と身体感覚のズレ → 脳の混乱 |
ミニオン・ハチャメチャ・ライド | ライドの動きは小さいが映像演出が激しい | 映像による動きの錯覚 → 視覚と平衡感覚のミスマッチ |
※スペース・ファンタジー・ザ・ライド | 回転しながら進むスピンコースター | 回転による平衡感覚の混乱 |
ザ・フライング・ダイナソー | 宙づり状態での高速移動、強烈な浮遊感と遠心力 | 宙づり+高速移動 → 身体的負荷と平衡感覚の乱れ |
エルモのゴーゴー・スケートボード | 子ども向けだが意外と揺れが激しい | 予想外の揺れ → 視覚と身体感覚のズレ |
いずれも、体のバランス感覚が崩れやすい設計のため、注意が必要です。
酔いやすい方にとって、これらのアトラクションは事前の準備と覚悟が欠かせません。
2025年7月1日~2026年1月4日まで、「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」は「SPY×FAMILY XRライド」に変わっています
リアル体験談:ハリーポッターやミニオンで酔った人の声
酔った人のリアルな声は、これからUSJに行く人にとってとても参考になります。
なかでもハリー・ポッターとミニオンは、実際に「やばかった」と語る人が多数います。
体験談
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・
ジャーニー


映像がリアルすぎて、途中で頭がぐるぐるしてきた


中盤のスピード感で気分が悪くなった
ミニオン・ハチャメチャ・
ライド


可愛い雰囲気だから大丈夫と思っていたら、開始数秒で酔いかけた


自分がぐるぐる回っている錯覚になる
アトラクション名 | 酔いやすさのポイント | 特徴的な点 |
---|---|---|
ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー | 映像のリアルさ+中盤の加速 → 脳の混乱・乗り物酔い | 映像の没入感が非常に高い |
ミニオン・ハチャメチャ・ライド | 映像と椅子の動きのズレ → 感覚の錯覚・酔いやすさ | 見た目が可愛い=油断しやすく、警戒心が薄れやすい |
また、
といった体調面の反省を口にする人も少なくありません。
つまり、乗るアトラクションの内容だけでなく、当日の体調も大きく関係しているということです。
逆に、まったく酔わなかったという人の中には、
など、しっかりとした対策をとっていたケースも多く見られます。
このように、体験談から見えてくるのは、酔いやすさは個人差があるということです。
そして「何もせずに乗る」ことが酔いのリスクを高めているとも言えます。



失敗談は成功のヒントです。ぜひ参考にして、万全の状態でUSJを楽しんでくださいね。
乗り物酔いしやすい人のための対策
乗り物酔いを避けたい方にとって、事前の準備と心構えは何よりも重要です。
- 当日は空腹・満腹を避けた状態で来園するのが基本です。
空腹だと血糖値が下がって不調になりやすく、満腹だと内臓に負担がかかり、揺れに弱くなります。 - 酔い止めの服用です。
市販薬を使用するなら、乗車の30分前には服用を済ませておくのが効果的です。
眠くなりにくいタイプを選ぶと、パーク内でも快適に過ごせます。 - ライド中の行動にも工夫を取り入れましょう。
「酔いそう」と思ったら目を閉じる、または遠くをぼんやり見るのが良いです。
映像に集中しすぎると、視覚情報に脳が追いつかず、酔いやすくなってしまいます。 - 服装にも気を配りましょう。
タイトなパンツや厚着は体温調整を難しくするので、なるべく軽くて動きやすい服装がおすすめです。
また、冷たい飲み物や汗拭きシートなどを持参して、こまめに体を冷やすのも効果的です。
そして何より大切なのは、無理をしないことです。
周囲が盛り上がっていても、自分の体調と向き合いながら行動することが、楽しい一日を過ごす秘訣です。
万一、気分が悪くなったときの対処法
万一アトラクション中やその後に気分が悪くなってしまった場合、事前に対処法を知っておくことで安心して行動できます。


赤まるで囲った①と②
ユニバでは、万が一に備えた環境が整っているため、焦らず落ち着いた対応が大切です。
まず覚えておきたいのが、救護室の場所を事前に確認しておくことです。
パーク内には数カ所に救護所が設けられており、具合が悪くなったときには、近くのクルーに声をかけるだけで案内してもらえます。
医療スタッフが常駐しているため、軽い症状であればすぐに休憩や対応を受けられます。
- まずは人混みから少し離れ、風通しの良い場所で座って深呼吸をするのが効果的です。
あまり立ったまま無理をせず、日陰で座ることで体調は落ち着きやすくなります。 - 水分補給も忘れずに。冷たい飲み物を少しずつ口にすることで、内臓の熱も冷まされ、回復が早まります。
- 同伴者がいる場合は、無理に次のアトラクションに進まないように声をかけることも重要です。
※酔った後に無理して動いてしまうと、回復が長引く可能性があります。できれば15分から30分程度は座って休み、様子を見るようにしましょう。
また、アトラクションの揺れで気分が悪くなった場合、その場に長くいることが逆効果になることがあります。
外の空気を吸いながら、視線を遠くに置くようにすると、バランス感覚が戻りやすくなります。
パーク内にはベンチや日陰スポットも多く、アイスや冷たいスイーツなども購入可能ですので、無理せず休みながら楽しめるのもユニバの魅力のひとつです。
年齢・体質別に見る酔いやすさと乗り物の相性
乗り物酔いのしやすさは、年齢や体質によって大きく異なります。
同じアトラクションでも、「全然平気な人」と「10分休んでもまだフラフラする人」がいるのは、この個人差が原因です。
では、具体的にどのような傾向があるのでしょうか。
年齢別の傾向
年齢層 | 酔いやすい理由 | 傾向・対策 |
---|---|---|
小さな子ども | 視覚と平衡感覚の未発達 | 3D映像や暗闇で混乱しやすい。回転系は注意 |
高齢者 | 三半規管の衰え、体力低下 | ゆるやかな揺れや急加速でも酔いやすい。ショー型がおすすめ |
年齢に関係なく影響する要因
- 乗り物に弱い体質:敏感な感覚に加え、生活習慣やストレスが影響
- スマホの長時間使用:目と脳への負担が大きく、酔いやすくなる傾向
- 運動不足や冷え性:血行が悪くなると、揺れへの耐性も低下
日常的に軽い運動やストレッチをしている方は、酔いにくいと感じる傾向があります。
つまり、アトラクションとの相性は「好き・嫌い」だけではなく、自分の体の状態を理解することが大切です。


ユニバで酔わない乗り物を厳選!初心者やお子様にも安心


- 酔いにくいアトラクション一覧と特徴
- 三半規管が弱くても楽しめるアトラクションとは?
- 怖くない&安心!初心者向けアトラクションまとめ
- 酔いにくくて面白い!穴場アトラクション3選
- ユニバで酔わない乗り物を選ぶためのポイントと対策まとめ
酔いにくいアトラクション一覧と特徴
「ユニバ=激しいライド」というイメージが強いかもしれませんが、実は酔いにくいアトラクションも多く存在します。
視覚と動きが穏やかで、揺れや回転が少ないものを選ぶことで、乗り物酔いが気になる方も安心して楽しめます。
具体的には、以下のアトラクションが酔いにくいと評判です。
シング・オン・
ツアー


映画『SING』の世界を再現したミュージカルショー。乗り物なし。
ウォーター
ワールド


屋外で展開する大迫力のスタントショー。水しぶきに驚くが、動きはなし。
ミニオン・ハチャメチャ・アイス


子ども向けの回転系。動きはゆるやかで可愛い演出が魅力。
セサミのビッグ・
ドライブ


ゆっくり進むドライブ型。小さなお子様にもおすすめ。
プレイング・ウィズ・おさるのジョージ


スクリーンと舞台が融合したユニークなショー形式。動きはなし。
これらに共通するのは
- 「動きが穏やか」
- 「暗すぎない」
- 「映像がリアルすぎない」
といった特徴です。
特に、座って観るだけのショー形式は、揺れも傾きもなく、三半規管への負担がゼロに近いです。
また、キッズエリアにある乗り物は、動きの速さが抑えられており、乗り物酔いしやすい大人にとっても意外と快適です。
セサミ系やジョージのショーは演出がユーモラスで、大人が観ても十分に楽しめます。
酔いにくいアトラクションをうまく活用することで、体調に自信のない日でも安心して楽しめます。
計画的に「激しいアトラクション」と「穏やかなアトラクション」を交互に入れるなど、スケジュールにもゆとりを持たせることが重要です。
三半規管が弱くても楽しめるアトラクションとは?
三半規管が弱いと、わずかな揺れや映像の動きでも酔いやすくなります。
特に演出の多いユニバでは、アトラクション選びが重要です。
とはいえ、三半規管が弱くても無理せず楽しめるアトラクションは、しっかり用意されています。
上記の「酔いにくいアトラクション一覧」にプラスして以下の2つがおすすめです。
エルモのバブル・バブル
ワンダーランド内の子ども向けライド


スピードや回転がほぼない
ジョーズ
ゆっくり進むボート型アトラクション


映像酔いなし。身体への負担が少ない
このように、構造や演出方法を事前に把握しておけば安心です。
怖くない&安心!初心者向けアトラクションまとめ
ユニバに初めて訪れる方や、絶叫系が苦手な方にとって「怖くない」アトラクションの選択はとても大切です。
映画の世界観を楽しみたいけれど、激しい動きや暗闇、予測できない演出には抵抗がある……という方でも安心して楽しめるアトラクションをまとめました。
アトラクション名 | 特徴 | 安心ポイント |
---|---|---|
ウォーターワールド | 屋外スタジアムでのアクションショー | 乗り物なし。観客席で観るだけ。酔い・恐怖なし |
プレイング・ウィズ・おさるのジョージ | 映像+舞台演出のシアター型 | 椅子の軽い動きや風の演出あり。刺激はごく軽め |
シング・オン・ツアー | 『SING』キャラクターの歌とダンス | 驚かせる演出なし。20分があっという間のステージショー |
ジョーズ | ゆっくり進むボート型 | 急な動きなし。サメ登場がメイン演出で、ユーモアもある |
このように、ユニバには『怖くない&安心』なアトラクションも豊富に用意されています。
酔いにくくて面白い!穴場アトラクション3選
ユニバには派手で有名なアトラクションが目立ちますが、『穴場アトラクション』にも注目すべき魅力がたくさんあります。
これらは
といったメリットを持ち、ストレスの少ない体験が可能です。
おすすめの穴場アトラクション
モンスターロックンロールショー
ホラーキャラによる
陽気な音楽ショー


動きゼロで安心
シュレック 4-D アドベンチャー
3D映像+4D演出の
体感型シアター


回転なしで安心
※体感演出はあり
ホグワーツ・キャッスルウォーク(※)2025年9月より
移動はすべて徒歩。動く乗り物なし


城内を徒歩でまわるため、安心
※室内通路がやや暗く、狭い所あり
このように、自分に合った「ちょうどよい刺激」のアトラクションを選ぶことで、酔いやすい方でも快適にユニバを満喫できます。
ユニバで酔わない乗り物を選ぶためのポイントと対策まとめ



記事のポイントをまとめます。
- 映像とライドの動きが連動するアトラクションは酔いやすい
- ハリー・ポッターやミニオンのライドは特に酔う人が多い
- スピン系や宙づり系は三半規管への刺激が強い
- 寝不足や空腹など体調不良が酔いやすさに直結する
- 酔い止めは乗車30分前に服用するのが効果的
- 乗車中は目を閉じるか遠くを見ると酔いを和らげられる
- 締め付ける服や厚着は体調を崩しやすいため避けるべき
- 救護室の場所を事前に確認しておくと安心
- 酔った後は風通しの良い場所で休むと回復が早い
- 年齢や体質によって酔いやすさには個人差がある
- 小さな子どもは3Dや暗い演出に酔いやすい傾向がある
- ショー形式のアトラクションは動きがなく酔いにくい
- 「シング・オン・ツアー」や「ジョージ」は三半規管に優しい
- 怖さが少ないショー系や屋外アトラクションは初心者に最適
- 穴場アトラクションを組み合わせて無理なく楽しむのがコツ